ローラ・ブラニガンローラ・ブラニガン『SELF CONTROL』さきほど、会社から帰ってきて朝刊を読んでたら社会面の下の方に次のような記事が載っていました。 《ローラ・ブラニガンさん、米ポップ歌手26日、脳動脈りゅうのためニューヨーク州の自宅で死去。47歳。1980年代に活躍し、7枚のアルバムを発表。代表曲「グロリア」は全米で大ヒット、グラミー賞候補になった。》 私は彼女のアルバムは1枚しか持っていないけど、この『SELF CONTROL』というアルバムは良く聴きました。「THE LUCKY ONE」「SELF CONTROL」「TI AMO」といきなり続けざまに素晴らしい曲が3曲続きます。ローラさんのヴォーカルは太めの声域なのですが、喉の奥の方から絞り出すように声を出します。しかも、ハスキーな所がとても良いんです。 47歳か、うーん若い。しかも年が近い、残念です。綺麗な人でした。 今聴きながら書いているのですが、バラードナンバーの「WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW」なんかジーンとしてきてしまいました。 歌はかなり上手です。そして歌唱に緊迫感と張りがあって心が高ぶります。サポートするバックの演奏もストリングスやシンセの音を混ぜていながら重厚でしっかりしていて安定感があるので、安心して聴くことができます。 静かな出だしからシンセとのアップビートでジワジワ盛り上がる「THE LUCKY ONE」は乗りが良くて何回も聴きたくなります。 「SELF CONTROL」はシンセベースを基本に、ちょっぴり切ないバラード。サポートするバックのコーラスも素晴らしいですね。 1984年発表のこのアルバム、この頃は20代でもっとも充実していたのかもしれません。 《2004-08-30記》 ジャンル別一覧
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